フラワーギフトを贈る際のお花のスタイル(形状)の紹介
お花を贈る機会が訪れると、どのような形状やデザインを選べば良いのか迷うことがあるかもしれません。
例えば、お友達の誕生日や知り合いのお店のオープン祝い、大切な方への感謝の気持ちを込めた贈り物など、シチュエーションごとに適切なお花の形状を選ぶことが重要です。以下に、代表的なスタイルとおすすめな選び方を簡単にご紹介します。
花束
花束は、生花をまとめて束ねた形のギフトです。色とりどりの花を組み合わせ、リボンやラッピングペーパーで包むことで、視覚的にも華やかな仕上がりになります。サイズやデザインの自由度が高く、カジュアルなプレゼントからフォーマルなお祝いまで幅広く対応できるのが特徴です。
花束の一般的な用途として、誕生日や結婚記念日などのお祝い、母の日や退職祝いといった感謝のシーン、卒業式や離任式など人前で渡す場面にもよく利用されます。また、持ち運びやすく、相手の好みに合わせたデザインが可能で、ラッピング次第で特別感やサプライズ感も演出できます。
注意点として、花束は花瓶への移し替えないと花がダメになりやすいことです。当店の商品は保水してありますが、よりお花を長持ちをさせるためには、新鮮なお水が入った花瓶などへ早めに移し替えてあげると良いでしょう。
アレンジメント
アレンジメントは、花器(バスケットや陶器など)にオアシス(吸水スポンジ)を使って生花を固定し、美しくデザインされたお花のスタイルです。花瓶が不要で、そのまま飾れるため、贈られた瞬間から楽しめる便利なギフトとして人気があります。
アレンジメントは、花器にお花を生けてデザインされた華やかなスタイルで、そのまま飾れる手軽さが魅力です。開店祝いや新築祝い、結婚祝いなどの華やかなシーンはもちろん、母の日やお見舞いの贈り物としても人気があります。また、落ち着いたデザインを選べば、お供えや法要などで穏やかな空間を作るのにもぴったりです。
注意点として、花器には水がはいっているため、傾けるとこぼれる可能性があり、持ち運びには注意が必要です。また、オアシスは水切れで乾燥しやすいため、受け取ってからは染み込ませるように小まめに水やりをしてあげると良いでしょう。
ドライフラワー
ドライフラワーとは、植物のお花、茎、葉、果実などを乾燥させて長期保存できるようにしたものです。生花と違い、お手入れが簡単で長く楽しめるのが特徴です。
当店では、生花(切り花)や葉、果実などを乾燥させて制作しデザインしており、好みの色や様々なお花を使って、インテリアやシーンに合わせた商品をご用意しております。
プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは、元々生花だったものから水分を抜き、特殊な技術で加工を施したお花のことで、生花に近いみずみずしさや手触り、長期間美しい状態で楽しめるのが特徴です。
当店でも生花などを乾燥させ、薬剤処理してデザインしております。
胡蝶蘭
胡蝶蘭は、お花の形がたくさんの蝶が舞っているいるように見えることから名付けられた、上品な色合いで気品のある美しさを特徴とするお花です。
「幸運が飛んでくる」という意味も込められており、開店・開業祝いや昇進祝いなどのおめでたいシーンやフォーマルな贈り物にも最適で、縁起物として広く利用されています。
スタンド花
スタンド花とは、高さのある花台や専用のスタンドに生花をアレンジして飾り付けたフラワーアレンジメントのことです。その特徴は、スタンドの高さによってボリューム感が増し、華やかさと存在感が際立つことです。
高さがあるため遠くからでも目に入りやすく、人の視線を引きつけます。また、お祝い事やお悔やみの場面でも利用され、その豪華でインパクトのある見た目は、場を華やかに演出してくれるでしょう。
注意点としては、スタンド花は大きく場所を取るため、贈る先のスペースの考慮が必要です。配達のタイミングや札の内容であったり、葬儀や厳かなイベントの場合は、色合いや花の種類、地域や宗教による慣習など、用途によって配慮が必要な場面もあるので、贈る際はお花屋さんと事前に打ち合わせしておくことが大切です。
つぼ花
つぼ花(壺花)とは、季節感を大切にした枝物や大きなお花などを中心に、壺や器に生ける日本の伝統的なお花の飾り方の一つで、器や空間の特徴を活かして豪華に美しく生けることが特徴です。
つぼ花は、その格式高さや存在感から、卒業式や入学式などの式典や講演会・発表会などの壇上、結婚披露宴やパーティ会場の装飾としても好まれ、会社や施設の周年記念などの特別な節目の贈り物としても重宝されています。
注意点として、壺や花の大きさ、飾る場所に合ったものを選ぶ必要があるため、贈る際はお花屋さんと相談すると良いでしょう。
観葉植物
観葉植物は、空間装飾やインテリアとしても楽しまれており、置くだけでお部屋やオフィスを明るくオシャレにしてくれます。生花とは異なり、手間のかからない種類を選べば、初心者でも長く楽しめることから、近年ギフトとしても注目されています。
観葉植物には、インテリアとしての側面だけでなく、癒しやリラックス効果、空気の清浄効果、湿度を管理してくれる調湿効果も期待出来るため、お相手の好みやライフスタイルに合ったものを選ぶことで、印象深いギフトとなるでしょう。